5月に向けて

作陶継続

蕗の薹で始まった春が木蓮で停滞している。
それでも窯の5月は待ったなしで来るので、ストーブを焚きながらの作陶が続く。

春を待ちつつ(三春張子)

 

2024年 新年のご挨拶

新年明けましておめでとうございます

11月[アート散歩]の後、師走はまさに師走、バタバタと過ぎました。
それでも、早々とドイツから画家綿引典子さんから恒例の年賀版画が届き、地元から真鶴の正月には欠かせない《はばのり》が届けられて正月の準備が整いました。

今年は、年越し蕎麦、岩稚子神社の初詣、裏山からの真鶴、伊豆半島を一望の初日の出、新年会と年賀状そっちのけの正しいお正月の流れ、3日から作陶、薪割りの生活に入るつもり。

謹賀新年
今年もよろしくお願いいたします。

 

2023年アート散歩始まる

11月1日、アート散歩が始まった。

絵手紙]の友人、町田紀美子さんギャラリー二ヶ所に花を添えてくれて、ひと月に渡る展示会がオープンした。

朝夕爽やかな日々が続いて来る人、迎えるこちらにとっても気持ち良く、ギャラリーをオープンしてまだ二日だが、これならひと月のロングランにも耐えられそうだ。

アート散歩

2023年湯河原・真鶴アート散歩近づく

11月、湯河原、真鶴アート散歩のDM(案内状)と全会場、日程を示すマップが完成した。

     

2023 11月 ATR SANPO情報は、下の写真をクリック

 

 

アート散歩近づく。 11月、湯河原、真鶴アート散歩のDM(案内状)と全会場、日程を示すマップが完成した。

 

  

 

 

現在電気窯焼成の作品を制作中。

 

 

今年の夏は ”風”

今年の夏はー風。とりわけ風が意識された。
連日の猛暑、クーラーを持たない生活は風の通り道の確保と扇風機。加えて7月半ば、3日家をあけた猫が4日目の朝大けがをして帰って来た。通院と数時間おきの流動食、毎日が室内にいる生活になった。ほぼ1ヶ月、猫はゲージを出て蝉を追えるほどに回復。

雲が見たくなった。

今年の夏は例年になく毎日海の上に積乱雲を沸き立たせいる。

 

 

伊東市のなぎさ公園

 

次の日、湯河原のギャラリーカフェー飛ぶ魚、浅井祐介展。

 

 

ここもまれに見るいい場所。やっぱりー風!

7.8月はまったく粘土に触れずに来た。
明日から9月という日になって作陶にかかる。

 

今回の窯出し作品

窯出し作品の水洗い

窯出しの作品も徐々に整理が進んで来た

 

 

近江土大壺

信楽花器

 

近江土花入れ

信楽灰かぶり花器

近江窯変花器

信楽自然釉花入れ

灰釉耳付き花入れ

信楽耳付き灰かぶり花器

信楽自然釉一輪挿し(引き出し)

近江白化粧一輪挿し

近江土茶碗

今回は茶碗に見るべきものが多かった

  

  

  

  

内側の自然釉

信楽平茶碗

信楽波紋大皿

信楽波紋丸皿

信楽丸紋銘々皿

織部まな板皿

小片口

小鉢

各種ぐい飲み

信楽焼き〆コーヒーカップ

茶入れ、一輪挿し

箸置き

 

 

綿引展子さんを迎えて食事会

6月29日

奈良から帰り、6月に入って、ドイツ、ハンブルクを拠点に活動を続ける画家綿引展子を迎えて食事会。日頃の窯仲間と共に楽しんだ。

友人の依頼で描かれた綿引さんの作品。

 

 

 

奈良、大和 1泊2日の旅

窯出しが一段落したところで、奈良、大和、歩きに出かけた。

1泊2日の旅。小田原発朝6時のひかりに乗れば8時には京都、9時には奈良だ。

 

 

 

 

飛鳥時代の瓦が葺かれた屋根

 

頭塔と呼ばれる遺跡。目標のひとつだったが現在非公開。

 

    

 

    

興福寺周辺を散策。奈良国立博物館ー仏像館を見て一日目を終える。

 

2日目、山之辺の道。

ー学生時代に歩いた道を再び―

昨年柳本から天理、今回は南下して金屋、桜井へ歩く。

 

崇神天皇陵

御陵から二上山

  

額田王歌碑

  

巻向の野焼き。背後に三輪山

桧原神社

    

    

明日香遠望

大神(おおみわ)神社

金谷の石仏

    

仏教伝来地

大和川。向こうに二上山、さらに大阪湾。

二日間、長い距離を歩いたが、いい旅になった。

 

窯焚き無事終了

5月11日朝8時
前日まで4日間、約40時間のあぶり焚きを終えて、今日から本焚きになる。

 

 

人が繋がって14日の朝には1200度を越えた。

 

順調に進む炉内手前から夕刻迄に6点ほどの作品を引き出し、炭化急冷を試みる。

 

発色の良い、ビードロの小品を得る。

最高温度1243度。1230度付近を10時間キープして夜7時窯を閉じる。

予定よりまる一日早い終了となったが、十分な手応えがあり、後は窯開けまで一週間の冷却期間をおく。

 

5月21日、窯出しの朝。

 

 

全て出し終えてみんなで昼食。

後は全ての作品の汚れ落としと整理。
これも結構な時間がかかるので日を追ってゆっくりと進める。

いよいよ窯に火入れ

5月4日

連日見事な朝日で目が覚める。

 

火前の配置とロストル(通風口)を構成。

焚き口を3つ造りレンガでとじる。

5月6日
3つの焚き口を構成し窯を閉じる。

5月7日
雨の朝、今日からいよいよ窯に火が入る。ここから4日間、日中だけ火を入れゆっくりと温度を上げて、窯の蓄熱をはかる。あぶり焚きという。