今回の窯出し作品

窯出し作品の水洗い

窯出しの作品も徐々に整理が進んで来た

 

 

近江土大壺

信楽花器

 

近江土花入れ

信楽灰かぶり花器

近江窯変花器

信楽自然釉花入れ

灰釉耳付き花入れ

信楽耳付き灰かぶり花器

信楽自然釉一輪挿し(引き出し)

近江白化粧一輪挿し

近江土茶碗

今回は茶碗に見るべきものが多かった

  

  

  

  

内側の自然釉

信楽平茶碗

信楽波紋大皿

信楽波紋丸皿

信楽丸紋銘々皿

織部まな板皿

小片口

小鉢

各種ぐい飲み

信楽焼き〆コーヒーカップ

茶入れ、一輪挿し

箸置き

 

 

綿引展子さんを迎えて食事会

6月29日

奈良から帰り、6月に入って、ドイツ、ハンブルクを拠点に活動を続ける画家綿引展子を迎えて食事会。日頃の窯仲間と共に楽しんだ。

友人の依頼で描かれた綿引さんの作品。

 

 

 

奈良、大和 1泊2日の旅

窯出しが一段落したところで、奈良、大和、歩きに出かけた。

1泊2日の旅。小田原発朝6時のひかりに乗れば8時には京都、9時には奈良だ。

 

 

 

 

飛鳥時代の瓦が葺かれた屋根

 

頭塔と呼ばれる遺跡。目標のひとつだったが現在非公開。

 

    

 

    

興福寺周辺を散策。奈良国立博物館ー仏像館を見て一日目を終える。

 

2日目、山之辺の道。

ー学生時代に歩いた道を再び―

昨年柳本から天理、今回は南下して金屋、桜井へ歩く。

 

崇神天皇陵

御陵から二上山

  

額田王歌碑

  

巻向の野焼き。背後に三輪山

桧原神社

    

    

明日香遠望

大神(おおみわ)神社

金谷の石仏

    

仏教伝来地

大和川。向こうに二上山、さらに大阪湾。

二日間、長い距離を歩いたが、いい旅になった。

 

窯焚き無事終了

5月11日朝8時
前日まで4日間、約40時間のあぶり焚きを終えて、今日から本焚きになる。

 

 

人が繋がって14日の朝には1200度を越えた。

 

順調に進む炉内手前から夕刻迄に6点ほどの作品を引き出し、炭化急冷を試みる。

 

発色の良い、ビードロの小品を得る。

最高温度1243度。1230度付近を10時間キープして夜7時窯を閉じる。

予定よりまる一日早い終了となったが、十分な手応えがあり、後は窯開けまで一週間の冷却期間をおく。

 

5月21日、窯出しの朝。

 

 

全て出し終えてみんなで昼食。

後は全ての作品の汚れ落としと整理。
これも結構な時間がかかるので日を追ってゆっくりと進める。

いよいよ窯に火入れ

5月4日

連日見事な朝日で目が覚める。

 

火前の配置とロストル(通風口)を構成。

焚き口を3つ造りレンガでとじる。

5月6日
3つの焚き口を構成し窯を閉じる。

5月7日
雨の朝、今日からいよいよ窯に火が入る。ここから4日間、日中だけ火を入れゆっくりと温度を上げて、窯の蓄熱をはかる。あぶり焚きという。

 

 

いよいよ始まる

新緑の5月に向け、いよいよ窯詰めの作業が始まる。

大小合わせて400弱、窯の周辺に運び下ろし、窯詰めには7日間の日程を予定して仕事にかかった。

4月30日

棚組第1例6段。

5月1日

棚組第2例7段

5月2日

棚組第3例5段。今日はここまで。

5月3日

五月晴れの数日が続く。
狭い穴窯の作業にこわばった身体をほぐしに今朝は散歩。

 

新緑に藤の花

松本農園前の分岐。海岸道路と山側の旧道への分かれ道。遠く小田原と大山。

 

 

 

道々の花ばな。

 

旧道に出て最後の一登り

一周25分、高度差60メートル。
さて朝食にかかる。

4例目4段、これで正面の主たる棚組は終わり。明日のために光前スペースの整理。

4例目4段、これで正面の棚組は終わり、明日のため火前スペースの整理

 

3月は花の季節

3月半ばを過ぎて次々と花の開花。やはり春は花の季節だ。

浅間様の花韮。

薪置き場下の石楠花。

アセビの下につる桔梗。

シャガの花。

そしてとうとう桜の開花。

窯入れ迄残すところ一月となったが、野球だサッカーだと少々中弛み。雨に籠って久々に畑に出ると、また新しい花。剪定の頃合いなのかまた新しい薪が届いている。

ネジを巻き直して制作を続けよう。

 

 

 

春の到来

5月に向けた作品作り

12月、1月は電気窯による作陶で過ぎた。ここまでが助走。2月に入ってようやく5月、穴窯のための作品作りが始まった。

3月半ば、蕗の薹、水仙が咲き終わると庭や畑の椿が今年はなかなかの勢いだ。

加えて馬酔木(アセビ)。

石楠花(しゃくなげ)。

姫こぶしも咲き出した。

これは椿の下の白雪げしだが、上げればきりがない。もうまったくの春だ。

ことさらの花粉症の中、薪割りと作陶が続く。

 

 

2月に入って

季節が変わった

季節が動いている。
畑に蕗の薹が顔を出す。大きくなった椿の木が花びらを散らす。その下生えの草にも一雨ごとに春の気配だ。

12月、1月は電気窯による作陶で過ぎた。ここまでが助走。

2月に入ってようやく5月、穴窯のための作品作りが始まった。

 

新年おめでとうございます

 

昨年11月、アート散歩の陶展の後、12月は後始末の流れのままに過ぎ新年を迎えました。
窯にひとつ、食卓にひとつ、二つの松を活け込んで、寄せ集めだけれどこころのこもったおせちを四方鉢に盛り、三ヶ日を過ごしました。薪割り、作陶は年末からすでに始めています。
年賀状には[今年も一歩、一歩]と書き続けています。
窯焚きは5月。
今年もよろしくお願いいたします。