昨年11月、アート散歩の陶展の後、12月は後始末の流れのままに過ぎ新年を迎えました。
窯にひとつ、食卓にひとつ、二つの松を活け込んで、寄せ集めだけれどこころのこもったおせちを四方鉢に盛り、三ヶ日を過ごしました。薪割り、作陶は年末からすでに始めています。
年賀状には[今年も一歩、一歩]と書き続けています。
窯焚きは5月。
今年もよろしくお願いいたします。
陶芸家:井上昌久(いのうえよしひさ) 太平洋が一望できる絶景の穴窯 ギャラリーで展示販売中です
2022年のアート散歩が11月3日から始まり順調な出足の中
今日は、2週目の11月8日火曜日 やっと一息つける。
遊びに来た弟と週末までの時間を利用し、2泊3日の伊豆半島一周の旅に出掛けた。
やはり西伊豆は、海の色が違う。気温も暖かく11月なのに初夏の様
海辺のかくれ温泉 清流
宿は古いが、波しぶきが飛び散る露天風呂は最高
部屋まで聞こえる波の音は、子守歌 直ぐ眠りに落ちた
平和な雰囲気は、遠くで起こっているロシア・ウクライナ戦争も忘れさせた
爪木崎灯台
12月になると近くは水仙で一杯になるらしい
近くにもこんな綺麗な浜辺があったのか!
花も多く正に南国
ホテルの窓から
綺麗な海の波は心も洗う
途中、つり橋で有名な城ケ崎海岸に立ち寄り帰途に入る
朝10時。
本焚きの夜を繋いでくれた4人(伊藤、渡部、百瀬、松本さん)が集まってくれ、窯出しにかかった。
焚き口左右の大壺を見る。釉薬を掛けていない近江土の素地から出る様々な色調と自然釉、これを引き出すことができれば、今回の窯焚きの半ばは成功したと言える。
正面第1列目の棚。
正面第2列目の棚。
3列目。
4列目。
狭間穴(さまあな)周辺。
さらに煙突手前、捨て間のものを加えてほぼ出し終わった。
火前の大壺の汚れを流す
伊藤さん手打ちは蕎麦、故郷群馬の友人からの肉も届いてすき焼きの昼食
そして記念撮影。
窯焚き終了後、窯開けまでの間に、薪置き場の整理にかかった。
するとどうだろう、窯開けご数日ですぐに薪が届き始めた。これも来年に繋がるいい傾向だ。